Dear Tamalin
linenaid.exblog.jp
ブログトップ LogOut
カテゴリ:未分類( 14 )
サッカー観戦 2
手に入れてくれた座席は1階席の、熱狂的ファンの多く居るゴール裏の一角の一番後ろ。
屋根のある席なので、2階席からとんでくるものから身を守る必要はない。
今は禁止されたけれど、つい最近までは発煙筒を持ってきている人がいたので
それが飛んでくる危険もあったらしい。

試合開始には30分ほど時間があるのに、一時も座らずにフェンス越しに応援している人々。
「あの人たちは、座って見られないのよ」と少し軽蔑の混じったトーンで右隣が言う。
左隣に席がある男性二人も立ったままで背もたれに腰をかけているものの、座ることはない。
屋外だからなのか、みんな煙草を吸う。煙は私の前の女性に直撃しているので、私は何を逃れた。
ここの時空は、本当に2011年なのかな?と思う。でも嫌いじゃない。

正面の反対ゴール裏の席も同じチームを応援する人たちの席なのに、
すでに彼ら同士で応援合戦が始まった。
ディジョン・ファンはといえば、ごく小さい範囲の一角に陣取っているけど、
圧倒的に人数が少ないのでおとなしく見える。
ディジョンは去年2部リーグから1部リーグにあがったばかりのチームだからね、と教えて貰う。
ちなみに、半分目当てだった松井選手は登録なし。
a0168181_7114734.jpg

スターティングメンバーの発表となると、同僚が仕事の合間に(?)
せっせと作ってくれた背番号と選手名のカンニングペーパーが役立つ。
本当にファンの人と一緒に行くと、色々と教えてもらえて何かと勉強になる。
続く相手チームのメンバー発表は最初からすごかった。
アナウンスがディジョーンと叫べば、ファンはいっせいにスラングを叫ぶ。
こんな敵対心丸出しの応援は初めて見た。

試合が始まると、サッカー場というのは広いんだなと当たり前なことを感じた。広い。
試合は、前半の30分過ぎまで良い感じで競り合う試合。
2部リーグからあがってきたばかりの割には互角じゃない?と聞くと、
彼女はそうねと言うけれど、どうも肯定したくはない様子。
「この前まで2部だったくせに!」って、爆笑。そんな。

周りのファンたちもそろそろ苛立って来た頃。
壁際にいる数人が壁をガンガンたたく。彼らは口を開けばスラングばかりだけれど、まあ愛嬌はある。

向こう側のゴール前でごっちゃになった瞬間、ボールがすっと抜けて待望の1点。
瞬間、全員が立ち上がって諸手を挙げて大歓声。

ハーフタイムは子供のチームのミニゲーム。
そんなチームにも声援を送る熱心なファンたち。
へぇ~良い所あるなぁと感心したのもつかの間、やはり対戦相手のチームには
子供だろうとブーイングの嵐。同僚と二人で「そんな!!! 子供にまで?」と驚きあう。
「子供のころから洗礼が必要なのよ」ということで納得する。これも練習のうちと。

後半戦も同じくギリギリまで互角の試合。またまたファンが苛立ち始めた。
せっかく私の目の前のゴールだからこっちで1点くらい入れてもらいたい。
煮え切らない合間におやつを食べ始めたけれど、まわりで何か食べてる人は皆無。
一応売店で食べ物は売っていたけれど、実際食べてる人がいない。
ファンも真剣に戦うのがフランスの観戦スタイルなのかどうか。

ちょっと気を抜いた瞬間に、ゴールが決まった。
38分くらい。この時間の2点目で大いに盛り上がり、そして落ち着く。そのまますんなりと試合終了。
おとなしめのディジョンでこの感じなら、宿敵OMとの試合はもっと大変で危険かもね、と真面目に言う。
身の危険を感じる観戦。そんな娯楽がこの世にあったとは。

日曜の夕方の2時間ほど、いつもと全く違う世界を見たと思う。
滅多に近寄らないタイプの人たちの中に自分がいるというのが不思議だった。
試合よりもファンを見るのが面白いよ、と言っていた同僚の言葉は本当にそうだと思う。
まるでそれが仕事かのように、真剣に試合を見る人々。 ファンは大切に。
[PR]
by ayatata | 2011-10-26 07:13
サッカー観戦 1
生まれて初めてサッカー観戦をした。
PSG対ディジョン。

特にサッカーファンでもPSGファンでもない私に、
同僚が自分が好きだからという情熱だけでクラブ通信メールを転送し続けて約2年。
「ああホントに好きなんだなあ。」とだけで貰う先から一応は拝見して削除していたメール。
ふと「これは観戦のお誘い?」と気づいたこの頃。
安いチケットなら行く。と言ってみたら
「今度の試合は松井のいるディジョンとだけど、どう?」と聞くので行く!と即答。
わざわざスタジアムまで行ってチケットを買って来てくれた。

当日。夕方17時に試合開始。
ここまで、私はサッカー観戦は、日本の野球観戦と似たものと思っていた。
はりきって水筒とかおやつとか用意してみたし。
待ち合わせ場所にすこし早めに到着したのでカフェで休憩、と思って入ったカフェが
すでにPSGファンがぞろぞろ。
気合いが入っているファンばかりなので、一人でいるのはちょっと怖い。
ファンたち無言なんだけど、怖い。同僚によるとこれが普通レベルらしい。
サッカー観戦はレジャーじゃなさそうだ、とちょっと自分の勘違いに気づいた。

周りではすでに警察が道を封鎖している。
スタジアムに近づくにつれ、駅から歩いてきた人の行列に出会う。
この行列が、試合を楽しみにしてる呑気な雰囲気ではまったくないことに笑った。
写真を撮りたかったのだけれど、無理だった。
昔、小学校2年生まで住んでいた地域には、近所に競輪場があって
火曜日は試合があるのでお客さんが駅からわんさか歩いているのを見たことがある。
まさに、その感じがこの行列から漂ってる。
これから喧嘩でもしに行くかのような。

スタジアムの中は、古い。こういう感じは昨今見ないので結構嬉しい。
きっとフランスじゃこのくらいは当たり前なんだろうけど、サッカーを見ない私には新鮮。
女子ファンを増やそうとかそういう意図が感じられないのが良い。
好きなら来るでしょってことで片付いている。それくらいの隙があるのが私の好み。
そうそう、観客の女子率は10%に満たないと思った。

いざ、観戦。続きは次回。
a0168181_7293819.jpg

[PR]
by ayatata | 2011-10-25 07:43
バーベキュー
 7月最初の土曜日は、近所の日仏カップル4家族でバーベキューの会。
 いつ来ても「やっぱり庭はいいなあ」と実感するお宅にて開催。
 これだけ広い庭があったら、ふたりとも好きに騒げて私の疲れも
 少しは軽くなりそうなもの。

 さっそく庭のプールに引き寄せられる子供たち。
a0168181_757874.jpg


 雨の降らなかった4,5月に比べて、一旦降り始めるとしばらく雨続きの日が多かった6月後半。
 微妙な天気かなと思いきや、その週の月曜日は突如として37-38度を記録。
 そこから週末にむけて徐々に気温は下降し、当日は見事に晴天・適温に到達。

 イル・ド・レで収拾されたという松ぼっくりを薪にくべて焼かれたお肉は、
 とても香ばしい焼きあがり。
 もちろんお肉が上質だからだけど、この香りで「夏休みだ~」と一人悦に入っていた私。
 バーベキューにかかせないサラダもしっかり味がついていて美味しい。
 昼間にも関わらずビールもロゼもシードルも全部流し込む。
 不思議とちっとも酔わなかったのは暑さのせいかしら。

 子供たちはほとんど食べるのもそっちのけでひたすら遊び続けて
 キャーキャー騒いでも屋内とは大違い。こちらの受けるストレスが違うのをしみじみと感じる。
a0168181_7493197.jpg

a0168181_7531316.jpg

a0168181_757591.jpg

 そしていよいよ良い頃合いで、プール遊び開始。
a0168181_7584271.jpg


 言うまでもなく、その夜の寝つきはすこぶる良かったです。
[PR]
by ayatata | 2011-07-10 08:21
Les 39 Marches
今年も無事に明けて1週間たったころに
隣町を通り抜ける途中で見かけたお芝居のポスターに「満席」の札。
Les 39 Marches(原題The39steps)

うちの市の劇場でもかかることがわかり、オットの了承を得て水曜日の夜に一人で出かけた。

予約時点ですでに満席に近く、一人席というのは有無を言わさず残りの最前列の右端を割り当てられた。
劇場で、座って組んだ足が舞台にぶつかる距離の自分の席を見つけた時は正直焦った。
この列は芝居に巻き込まれることもあるし、言ってる意味がわからずに
ぼーっとしてる観客が目の前に居たら役者さんもやりにくいだろうに、どうしようかなぁ、と。
結果的には話はわかりやすいし、笑えたのでよかった。

芝居の話自体はヒッチコックの映画「39夜」。
劇場で発砲騒ぎに巻き込まれて助けた女性が自分の家で何者かに背中をつき刺されて死んだ。
容疑を晴らすべく追手から逃げつつ、「39階段の」という謎の言葉の意味を探す逃避行。
話の筋は何も変わっていないのに、こちらは喜劇である。
舞台に立つのは4人の役者だけ。そのうちの3人で100人以上を演じ分けるが、
加えて視覚効果も自分たちで担う部分が多い。
男が女になり、大人が子供になり、横長の空間が突然縦長になり得る。
うまく説明できないのが残念だけど、舞台が映画のスクリーンの画面割に思えるうまい演出。
体力勝負でもある。至近距離だとエネルギーがより間近で感じられる。この席ラッキー。

一番ちっちゃいけれど、一番声が出ていて最もこなす役数の多い俳優が気になった。
彼がこの4人のムードメーカーかなぁと思っていたら、今回の演出家でもあった。
ものすごく納得。

http://www.youtube.com/watch?v=FG5h8eChdK0&feature=related
[PR]
by ayatata | 2011-01-12 23:20
新学年
 9月から新学年が始まりました。
 待ちに待った幼稚園に入園。
 早生まれの長女は、去年の11月から入園を予定していたものの、
 例年になく子供の数が多くてクラスに空きがない状態で1年先延ばしになっていたところ。

 もともと3歳からなんだし、急かさなくてもいいかと気楽に構えていた私たちとは反対に、
 入園を待ち望んでいた本人は大変気落ちして、
 自分自身が理由で入園できないものだと思い悩んでいた時期もあったけれど、
 ようやく晴れて入園となりました。
a0168181_5222843.jpg

 クラス分けでは、一つ上の子たちと一緒の年中&年少クラスになっていて
 おかげで保育園での同級生とは別のクラスに。
 これまた辛いところ。

 最初はなかなか慣れず、毎日泣きながら登校。
 2週目の金曜日は泣くのを我慢しながらも
 「今日で学校は最後で明日は週末だから、パパとママンと一緒に居られるし…」
 と自分に言い聞かせて頑張って登校。

 毎日少しずつ自分のできることが増えてきて、
 「今日は給食で泣かなかった」
 「今日は朝の出席確認で返事した」とか
 当たり前のことが当たり前ではない日々だった様子を報告してくれる。

 フランスの教育システムでは、この段階ですでに学校という単語が使われるので、
 入園というべきか入学というべきか、判断の迷うところ。
 当初、学校というのも名ばかりで日本の幼稚園とさほどの差はないと思っていた私は、
 最初の保護者会でその考え方も改めて「もう学校なんだな」と思っています。

 なぜ私がそう思ったかというと、保護者会での授業カリキュラムをみて正直驚いたから。
 私の幼稚園の記憶が薄れているといっても、ずいぶんと知的な活動が多いのだな
 と思ったカリキュラム。
 絵を描く時間も自由に描く時間と、先生のいうテーマに沿って描く時間があるし、
 数遊びの時間、文字を少しずつ覚えるために自分の名前を書く練習をしたりと
 小学校のような印象を受けてしまった。
 もちろん絵本を読んでもらったり、おままごとをしたりという時間もあるけれど、
 ちゃんとホワイトボードにはカレンダーがついていて、その日の日直がいて
 先生と一緒に出席をとったりお手伝いをするようになっている。
 これがいわゆる公立の幼稚園でのカリキュラムで、私立はどうかというと色々あるのだろうけど
 もっと英語に力を注いでいたり、知的な作業は横に置いておいて
 感性を伸ばすことに力を入れている所などがある。

 もっとも、子供にとっては大人の扱いを受けているようで日直も楽しい様子。
 家に帰ってきては、誇らしげに毎晩私の出欠確認を取ってくれる。
 「居るなら、人差し指をあげてoui! presenteって言うんだよ。 はい、もう一回」
[PR]
by ayatata | 2010-09-02 09:30
青 緑
フランスの青信号は緑です。
私は未だに慣れず、ついつい青と言ってしまい、毎回オットにからかわれるのだけれど
どっちでもいいや通じるしと考えて過ごしてきた。

今日は次女がどうしてもなかなか治らないものがあって、ついに皮膚科に行く予定だった。
会社を早退までしたのに時間ギリギリで、道も渋滞。
ああこりゃ遅刻だ、遅刻の電話をお医者さんにしなければ、と思ったら手持ちの携帯にその番号は残ってない。
オットに連絡してもらおうと携帯で話す。話しながら信号が青に変わったのでゆっくりと右折開始。
曲がりきったところでパトカーが横付けしてきた。
運転中の携帯がまずかったか!とあわてて電話をひっこめつつ窓を下ろす。

パトカーにはごついスミス(マトリックス)が4人ほど乗り込んでいる。
この風景、面白いなあと余計なことが頭をよぎる。
「赤信号完全に無視しましたよ。」
「は?(携帯じゃないのか?) 緑でしたよ」
スミス4人そろって首を振り「Ah Si, si, si, c'etait ROUGE(いーやいや、赤でした)。4人で見てましたよ」
とりあえず渋滞を避ける場所で止まり、尋問を受けた。
頭は完全に医者に行くことに集中してたらしく従順に警官とお話。

当たり前だけど、こんなときでも最初はボンジュール。
「免許証と車検証、拝見します。」
「子供の医者の予約に遅れてるので速めにお願いできますか?」 上の空で図々しさも通り越し。
ナンバープレートの照合、保険の有効期限の確認。
こんなときに限って保険証の古いものが一番上に貼られてて大慌て。注意のみ。

「信号無視ですよ。私たちすぐ後ろにいたけどしっかり赤で発進したのを4人で見ましたからね。」
(すぐ後ろにいたことさえ気づかなかったなんて…間抜けだ)
「本当に?そうでした?おかしいなあ。。私は確かに青を見たと思うんですけど。。」 

そこでスミス2人が口をそろえて
「Ce n'est meme pas BLEU mais VERT! Madame(青でもなくって緑です、マダーーム)」
ここでそこを突っ込まれるとは!

素行の悪さが全部出た出来事だったと思う。反省。

それでも「急いでいても気をつけるように。本来なら罰金109ユーロと減点4点のところですからね。」
結局、見逃してくれた。
あぁ、神様ありがとう!
気をつけます。信号は「緑」!
[PR]
by ayatata | 2010-06-03 08:16
イースター
子供二人が前日の土曜日から預けられていた実家に私たちが朝食を持って参上。

クロワッサン、シュケット、ショッソンオポムなどそれぞれが好物の朝食を食べ終わると、
イースターの恒例行事・エッグハントが始まった。

卵といってもそれは卵の形をしたチョコレート。
イースターのチョコは卵だけじゃなく、教会にある鐘、うさぎ、雌鶏がかたどられたものが代表的。
フランスでは鐘が卵を運んでくることになっていて、英語圏・ドイツではウサギが運んでくることになっている。卵はもちろん雌鶏が生むからということだろうと思う。

今年はあいにくの雨なので、家の中での卵さがしとなりました。

a0168181_642213.jpg



a0168181_645166.jpg


午後はロンドンからやってきた友達に会い、そこでもイースターチョコを頂き、
翌日はドゥニのお兄ちゃん家族がやってきてチョコストックは増加の一途。
保育園でももちろん二人にそれぞれチョコを頂いていた。

連休で会った人たちみんなからのイースター・チョコがこれ。
皆様、どうもありがとう。
a0168181_6453628.jpg

一年分のチョコストックができたかのよう。底をつくのはいつ?
[PR]
by ayatata | 2010-04-04 06:18
その昔
その昔、フランスにきて間もないころ、通勤は電車だった。
シャンゼリゼエトワールで乗り換え、RER A線でパリから北西へ3方面へ別れるうちの一番北へ。
終点から2つほど手前の駅で降りてバス。
文章にすると単純なこの道程に何度も何度も間違えた。
あまりにも頻繁に迷うので、こんな簡単なことさえできない自分に自信喪失しそうだったときもある。

なにしろ、電車には行き先が書いてない。
書いてあるのはAHKTなどの意味不明のアルファベットの羅列。
きちんとした行き先を確認するにはどうするのかといえば、駅のホームに出ている
全駅名掲示板を見る。
この駅名の左のランプが点灯していればその駅には止まりますの意味。
その意味を理解したのがたしか通勤2日目。
パリのメトロじゃ必要ないから掲示板の存在すら知らない。

目指す駅に着いてからも一苦労。
聞いていたバスの番号と同じ番号のバス停は3つある。
バス停表を見ればすぐじゃない、と思ってもそのバス停表の見方を理解する前に
肝心のバスが来てしまうのだ。
これを逃しては次いつ来るかわからないから乗ってしまう。
すると、大抵間違えている。
一度なんて、別の遠い駅の終点に連れていかれて
運転手さんにここからどうやって目的地に行けるのかを尋ねてたどり着いたこともある。
あの町はかわいい町だったなーと妙な記憶があるけども、まだ再訪してない。Pontoiseかな。
最初にバス停で周りの人に聞けばよかったのよ、と今は簡単に思う。
当時は日本での習慣しか知らない状態だったので、たどり着かないとか同じ番号が3つあるとか、
そんなことは想像さえしていない。
だから事前に誰かに聞くという発想もないし、質問事項も頭に浮かばない。

思えば私のここでの生活は全部「質問さえ浮かばない」ということの繰り返し。
それでもなんとか生きていけるものです。

なかでも一番困ったのは、突然はじまるストや乗車中の故障。
事前に予告のあるストはまだしも、乗務員が乗客に殴られたことに抗議して「連帯」を示し
翌日から突然始まるストなどもよくある。
今なら朝のニュースで事前の心構えができているけど、
当時はニュースなんて音を聞いてるだけ。単語じゃない。
わからないまま外に出ると電車はない、という状況で指示される別の駅へ移動して
そこから出発する可能性のある電車を探す。
それでも直前までどのホームから出るのかがわからないので、
大勢の人ががカタカタカタと回るあのとても味のある電車運行表の前で待つ。
こういうやつ↓
a0168181_911891.jpg

ここに情報が載ると大抵数分後には出発だから、ダッシュで電車に乗り込む、というのが通例。
たどり着くまでに疲れ果ててしまって、会社のある駅に着いてからバスもない、
タクシーもないという状況に嫌気が差して「今日は帰る~」とふてくされて帰ったことも2度3度。

なんでこんなことを書いたかと言えば、今朝も突然ストが始まったから思い出したのです。
23日にストが予定されているけど、今日のは、予行練習? まさか。
10年経ってもあまり変わらないパリの通勤事情。
[PR]
by ayatata | 2010-03-13 09:20
壁に向かって
保育園に行くとよく見かける光景。
悪戯をしたり、危ないことを繰り返して叱られる子供。
集団の輪から離され、一人壁に向かって立たされる。
大抵は部屋の隅に皆に背を向けて立たされ、しばらく一人にされる。
ほとんどの場合子供は泣きわめくこともなく、もくもくと壁に向かって頭を垂れて反省するのです。
時に頭を壁に押し付けて静かに涙を流しながら時をやりすごしている姿は嘆きの壁のよう。
他の子たちも決して茶々を入れたりはせず、「大丈夫?」という顔で見守る。
これ、精神的ダメージは結構なものらしく、大抵は良い子になって戻ってくる。

うちの子供が行っている保育園の先生たちがプロだなあと思うのは、まさに叱るとき。
なぜにあんなに言うことを聞かせられるのだろう。
他人と実の親という違いはあるけども、私はあきらかに見くびられている気がする。。
実家に行けば「どこも母親に対してはそういうものよ」と言われたり、
友達には「家で良い子で外で言うこと聞かない子よりはいいじゃない」と慰められる。
だからってこれでいいとも思えないのだけれど。。

うちでお仕置きで立たせるのも、立っているならまだましで、大抵はわめいて床に転がる。
次女に至っては、にっこにこしながら駆け足で戻ってくる。
これで私を試してるのは見え見え。
私が本気で怒っているのだということがわかると、すごすごと戻って
隅で後ろ向きに立ち尽くすのだけれど、
この後ろ姿には毎回吹き出しそうになってしまう。

叱られて、少し気を取り直し始めた頃。
a0168181_7231533.jpg

[PR]
by ayatata | 2010-03-10 07:23
Xynthiaでドゥニ両親の家は?
先日の土曜日の夜から日曜日にかけて、フランスでは暴風雨Xynthiaがスペインの方から北上して
大きな被害が出ました。
今日現在で死者52名、行方不明3名。

パリ周辺は土曜日はほぼ一日中快晴。
オットは恒例の自分主催のお泊り野外活動(ぷぷぷ)へ出かけていました。
私は朝から二人をつれて図書館へ行き3週間遅れの本を返し、
そのまま公園で近所の友達と一緒に遊び
午後は薬局へ行った帰りに別の公園で遊ばせていると、雨が降り始めた。
雨はそのまま降り続けたけれど、私はニュースも見ずに日曜日を迎えてました。

風が強いのでさすがに予定をキャンセルしてお昼には戻ってきたオットも一緒に
お昼を食べながらニュースを見ていると、
Xynthiaの影響でVendee(ヴァンデー)県に大きな被害が発生という情報が流れたと思ったら
レギュイヨン・スール・メールL'Aiguillon sur mer の町が半分水没状態の映像が流れた。
その隣町の ラ・フォット・スール・メールLa Faute sur merの名前もあがる。
これはラ・フォット・スール・メールの写真。
a0168181_6344978.jpg


この一地方の町の名前になぜ私たちがはっとしたかというと、そのまた隣の町
ラ・トロンシュ・スール・メールLa Tranche sur merという町には
両親のもう1つの家があるから。
私たちも夏にはほぼ毎年行ってるし、そこを拠点に被害のあった二つの町にも
遊びに行ったからどの辺りが被害にあっているかが実感としてすぐにわかった。

ちょうど満潮の時間と暴風が重なり、潮がいつも以上に遠くまで達した結果、堤防が決壊して大被害。
午前2時頃警報が流れ、地域の人たちに直接連絡が来たのは3時過ぎ。
そのころにはすでに電気の供給も遮断されていた。
インタビューに答えている人たちは30分ほどで階下が水浸しになったと言っていたし、
政府発表では高さ1.5mまで浸水したと言っている。
パジャマ姿で屋根に上がって寒さと暗闇の中で救助を待っているなんて辛すぎる。
私の印象では退職をした人たちの割合も多い地域なので逃げ遅れた人もいただろうと思う。
一つの町だけで26人がなくなるなんて、町の大きさから考えても被害は甚大。

両親の家は海から歩いて7分ほどの場所なので「もしかして」という不安が募ったのでした。
地理的に北から順番に言うと、ラ・トロンシュ→ラ・フォット→レギュイヨンの順で
車で10キロ前後の地域なので被害にあっている可能性は十分考えられた。
地図はこちら。
http://fr.mappy.com/#d=La+Tranche-sur-Mer%2C+France&d=L'Aiguillon-sur-Mer%2C+France&p=itinerary
新聞サイトにはこの3町が今回大打撃を被った地域として挙げられている。

お義母さんが現地の友人に電話をしたようだけれど、繋がらない。
おそらく停電の影響だろうから翌日の午後にお世話になってる不動産屋さんに電話をすると言って
その日の情報収集はおしまい。
こういうときに私だったら必死にサイトで情報を探すけど、そのあたりの諦め加減があっさりしている。

月曜日の午後にようやく現状がわかったけれど、家のある地域は砂丘が高かったので
海からごく至近距離の家々に被害が少し出た以外は大きな被害はなし。
彼らの家は瓦も飛ばず浸水被害もなかったということでとりあえず一安心。
いざとなったら、片付けに助っ人にいかなければと思っていたけれど、その必要も今のところなし。

地域の家には被害があまりないようだけれど、駐車場や海水浴場の設備などは
結構な被害が出ている様子。
こちらが家のある地域の被害が最も具体的にわかるサイト。
http://www.apgclem.com/LaTranche.htm
[PR]
by ayatata | 2010-03-03 06:49